モンストの「原生の神殿」は、特級EL実を入手できる唯一の場所であり、その分だけ攻略や周回には独特の戦略と根気が求められます。
この記事では、特級ELの入手確率から、効率的な周回方法、さらにはおすすめのキャラ編成やアイテム活用術まで、EL厳選に挑むすべてのプレイヤーに向けて徹底的に解説しています。
ドロップ率が低いからこそ、無駄のないプレイスタイルで少しでも確率を味方につけることが重要です。
「どのキャラで回ると速い?」「EL実ってどのくらいレアなの?」といった疑問にも答えていきます。
初心者にもわかりやすく、かつ中級者以上にも役立つ具体的な攻略情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
原生の神殿とは?基本情報と登場背景

モンストで唯一、特級EL実がドロップする特別な神殿が「原生の神殿」です。
通常の神殿とは仕様が大きく異なります。
通常神殿との違いを比較|ドロップ内容や天井機能の有無
原生の神殿と通常の英雄の神殿では、そもそも目的や攻略の意味合いが異なります。
特に大きな違いは、ドロップする「わくわくの実」のランクと、天井機能の有無です。
通常の神殿では特級Lが最大で、欲しい実を絞り込める機能がありますが、原生の神殿ではそれらが一切通用しません。
つまり、完全に“運”に頼る形式になります。
プレイヤーは、EL実という超レアアイテムを求めて、ひたすら周回するスタイルを取る必要があります。
| 比較項目 | 通常神殿 | 原生の神殿 |
|---|---|---|
| 最高ランク実 | 特級L | 特級EL |
| 天井機能 | あり | なし |
| ギミック | ステージによる | 完全なし |
| 属性/種族 | 毎回変動 | 闇属性 / サムライ族 |
ギミック・属性・ボスの特徴まとめ
原生の神殿の最大の特徴は、ギミックが完全に排除されている点です。
つまり、どんなキャラでも自由に編成ができ、プレイヤーの火力や工夫がそのまま攻略スピードに直結します。
ボスは固定で「闇属性のサムライ族」で、HPも1億1,000万超えと非常に高いため、広範囲の友情コンボを持つキャラが重要です。
また、敵すべてに弱点が存在するため、「弱点キラー」や「友情ブースト」を持ったキャラが非常に活躍します。
ギミックが無いことで戦略の幅が広がり、純粋な火力勝負が求められる場でもあります。
特級ELのドロップ確率は?ユーザー検証データから考察
特級EL実は、極めて低確率でしかドロップしません。
実際のユーザー検証からその実態に迫ります。
実際の排出率とEL実のレア度について
公式からの確率発表はないものの、ユーザーの検証により特級ELの出現率は0.3~0.5%程度と推測されています。
たとえば、ある検証では1,565個の金種からELは5個のみという結果が出ています。
この数字から見ても、EL実は非常にレアであり、運に頼る要素が大きいのは間違いありません。
EL実は「加撃系」や「友撃系」など有用な種類も含まれるため、出現した時の価値は非常に高くなります。
- ユーザーA:744個 → EL2個(0.27%)
- ユーザーB:1565個 → EL5個(0.32%)
平均値:おおよそ0.3~0.5%
狙った実が出る確率はどのくらい?
仮に0.5%の確率でEL実が出たとしても、30種類以上ある実の中から特定の一つを引く確率はさらに低くなります。
たとえば「加撃3種EL」をピンポイントで狙うなら、確率は理論上0.01~0.02%未満です。
これは数千回に一度の奇跡的な確率になります。
狙い撃ちよりも、「出たらラッキー」という気持ちで臨むことが、精神的にも効率的にもおすすめです。
現実的なプレイ方針としては、EL実全体を収集・コレクション目的で楽しむ方法が向いています。
わくわくミンELとの違いと使い分け
「わくわくミンEL」は、既に持っている実をELランクへ昇格させるアイテムです。
特定の実をピンポイントでEL化したい場合には非常に有効ですが、入手機会が限られており、使用には慎重さも求められます。
一方、原生の神殿では複数のEL実を狙える代わりに確率が極端に低いため、効率性よりも運を楽しむスタイルに向いています。
おすすめは、性能を重視する場面ではミンEL、楽しさや試行回数を重ねる場面では原生の神殿という住み分けです。
原生の神殿を効率よく周回する方法

超低確率のEL実を狙うには、とにかく周回数がカギです。
ここでは周回効率を上げるテクニックを紹介します。
ソロとマルチどっちが効率的?ドロップ率アップの仕組み
原生の神殿では、ソロよりもマルチプレイが圧倒的に有利です。
理由は単純で、マルチだと報酬スロットが最大4倍に増えるからです。
1回のプレイで得られる金種の数が増えるため、EL実のドロップチャンスもその分アップします。
マルチが難しい場合は、サブアカウントを使った擬似マルチがおすすめです。
4端末での周回ができれば、理論的には4倍の効率が得られることになります。
| 周回方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ソロ | 安定しやすい | ドロップ数が少ない |
| マルチ | ドロップ枠が最大4倍 | 端末や操作が必要 |
| サブ運用 | 疑似マルチが可能で安定運用 | 準備が少し面倒 |
おすすめ周回キャラと最速編成例
原生の神殿における最速周回には、友情火力に特化したキャラの採用が重要です。
特におすすめなのは、ヤクモ(武装)、アナスタシア(聖なる王女)、ルシファー(獣神化改)などの広範囲・高威力友情持ちです。
これらのキャラを編成することで、1周30~40秒程度まで短縮できます。
さらに、チェルノボグ(ラックスキル:報酬アップ)を1体編成すると、報酬の金種数を増やすことが可能です。
おすすめキャラ例:
- ヤクモ(武装):全敵必中の高火力友情
- アナスタシア:殲滅力とサポート性能
- マサムネ(情愛):友情ブースト持ち
- ルシファー:安定の大号令SSと誘発役
- チェルノボグ:報酬アップ枠
周回速度を上げる守護獣・アイテム活用術
周回効率をさらに高めるには、アイテムと守護獣の活用も欠かせません。
特に「エラベルベル」は金種出現率を2倍にできるため、短時間集中周回との相性が抜群です。
また、「金のわくわくミン」を使えば、ランクアップによって実の価値を高められます。
守護獣は「ムシュフシュ」や「キングクロッチ」など、友情強化やバフ効果を持つものが理想的です。
周回速度に直結する要素なので、アイテムの使用タイミングや発動条件も意識しましょう。
活用すべきアイテム・守護獣一覧:
| アイテム/守護獣 | 効果 | 推奨度 |
|---|---|---|
| エラベルベル | 金種出現率2倍 | ★★★★★ |
| 金のわくわくミン | 実のランクを1段階昇格 | ★★★★☆ |
| ムシュフシュ | 味方の友情威力UP | ★★★★☆ |
| キングクロッチ | 攻撃力バフを一時的に付与 | ★★★★☆ |
原生の神殿ワンパン攻略|タケミカヅチ編成の極意
通常周回よりも短時間でEL実を狙いたいなら、ワンパン編成の構築がカギになります。
ワンパン成功に必要な火力ラインと条件
原生の神殿におけるワンパン攻略では、ボスの高HP(約3,370万)を一撃で削り切るため、相当な火力強化が求められます。
中でも「タケミカヅチ(獣神化改)」は高倍率のSSを持つため、ワンパン役として非常に優秀です。
ただし、素のステータスだけでは火力が足りないため、対闇極・対弱極・対サムライ極といった魂の紋章の重ね掛けが必要不可欠です。
加えて、加撃系の実やバフ要素の積み重ねも条件に含まれます。
ワンパン成立に必要な要素:
- 紋章:対闇・対弱・対将(極)
- 実:加撃・加撃速・加命撃で+10,000以上
- バフ:攻撃力チャージや友情UP
- 守護獣:ムシュフシュまたはキングクロッチ
攻撃力チャージやバフのかけ方・立ち回りの流れ
ワンパン編成では、火力強化をいかに正確に積むかが成功の鍵です。
まずはタケミカヅチに攻撃力チャージを付与し、味方の友情でボスHPを削り過ぎないように調整します。
立ち回りのポイントは、3手目までにバフと配置を整え、最終手で強化済みのタケミカヅチSSをボスの弱点に当てることです。
加速友情やSS短縮も上手に活用することで、再現性を高められます。
理想は4手で決着をつけるルートです。
おすすめの手順:
- 1手目:攻撃力チャージ役がタケミカヅチにバフ
- 2手目:雑魚を友情で削りつつ、ボスのHPを調整
- 3手目:サポートキャラで位置調整と追加バフ
- 4手目:タケミカヅチSSでワンパンフィニッシュ
サポートキャラ・配置調整のコツと注意点
ワンパンを成立させるには、火力だけでなく「配置の最適化」が重要です。
タケミカヅチが弱点に直撃できる位置にいることが大前提となります。
そのため、前ステージでのキャラ移動や、味方の友情で配置を調整する工夫が求められます。
サポート役としては、攻撃力チャージを持つスサノオ(真獣神化)やユグドラシルが特に有効です。
また、守護獣の発動タイミングも結果を左右します。
何度も失敗する場合は、配置専用の1手目を作るのも効果的です。
サポートキャラ例:
- スサノオ(攻撃力チャージ+友情火力)
- ユグドラシル(SS短縮+バフ支援)
- チェルノボグ(報酬アップ兼バフ要員)
特級EL厳選は現実的?楽しみ方と心構え

EL実を狙って周回するには相当な根気が必要です。
だからこそ、楽しみ方の工夫が大切になります。
狙い撃ちは非現実?確率との付き合い方
特定の特級EL実をピンポイントで引き当てるのは、現実的とは言いがたい確率です。
なぜなら、まず金種からEL実が出る確率が0.3~0.5%程度と低く、さらにそこから30種類以上の実の中から狙いの一つを引き当てなければならないからです。
合計確率にすると、0.01%未満になるケースも珍しくありません。
だからこそ、「狙い撃ち」ではなく「出たら嬉しい」くらいの心構えで臨むことが、長く続けるためのコツです。
ミンELを使うべきタイミングと周回のバランス
性能を重視する場面や、高難度クエストに備えて確実に特定の実を強化したい場合には、「わくわくミンEL」の使用が最も効率的です。
特に「加撃系EL」や「友撃EL」など、特定の実に限って必要な場合には、ドロップ周回よりもミンELの方が現実的な選択肢になります。
一方、原生の神殿での周回はコレクション要素や運試しの面白さがあるため、プレイスタイルに応じて使い分けるのが理想です。
使用の目安:
- ミンEL使用:実用性や即戦力が最優先
- 原生神殿周回:収集・ロマン・運試しを楽しむ時
SNS共有や目標設定で楽しむモチベーション維持法
EL実の厳選は、長時間に及ぶこともあり、途中でモチベーションが切れがちです。
そんな時は、SNSでドロップ報告を共有したり、「今日は10周だけ」といった小さな目標を立てることで継続しやすくなります。
また、フレンドとマルチ周回をすることで楽しさが倍増し、報酬も増える一石二鳥の効果があります。
原生の神殿は「苦行」ではなく「挑戦」と捉えることで、前向きに付き合うことができます。
モチベ維持のコツ:
- SNSでドロップ結果を報告して共有
- 周回数や時間に区切りを設ける
- フレンドとのマルチで周回効率&楽しさUP
まとめ
原生の神殿は、モンスト内でも特にやり込み度が高く、プレイヤースキルと運が問われるコンテンツです。
特級EL実の排出率は非常に低いため、効率的な周回方法やキャラ選び、さらにはアイテム・守護獣の活用が重要になります。
また、ワンパン編成やミンELの併用など、自分に合った方法で挑戦することが成功への近道です。
最終的には「出たらラッキー」の気持ちを大切に、モンストを楽しみながらEL厳選を続けていきましょう。
モンストの醍醐味とも言えるこの挑戦、あなたのボックスに理想のEL実が並ぶ日を目指して、今日も一周から始めてみませんか。

