りんごは一年中楽しむことができるフルーツですが、思わぬ量を手に入れてしまい食べきれないこともあるでしょう。
そんな時、便利なのが冷凍保存です。
甘さが増し、長く保存できるので、味も保たれます。
このページでは、りんごをそのまま冷凍することのメリット、保存のポイント、解凍時のアドバイス、さまざまな活用法をご紹介します。
りんごを冷凍すると甘さが増す理由
なぜ甘くなるのか
冷凍するとりんごの甘みが増すのは、果糖が多く含まれるからです。
低温で甘さが際立つため、冷凍したりんごは生より甘く感じられます。
特に、冷たいシャーベットのようにして味わうと、自然な甘さが際立ちますよ。
長持ちするから便利
通常の2倍ほど保存期間が延びることも、冷凍の大きなメリットです。
常温や冷蔵ではすぐに劣化してしまうりんごも、冷凍により約2ヶ月間保存が可能。
余ったりんごを活用しやすくなります。
冷凍する手順
まずはりんごを水で洗って、汚れを落とします。
次にキッチンペーパーで水気を拭き取り、ラップでしっかり包んでから冷凍庫へ。
この方法でりんごを美味しく保存できます。
冷凍前の重要ポイント 水分はしっかり拭き取って
冷凍前には水分をしっかり拭き取ることが重要。
水分が残るとりんごが傷みやすくなります。
しっかり拭き取った後、ラップできちんと包み、冷凍します。
これで冷凍焼けや乾燥を防ぎ、美味しさを保てます。
冷凍を早める方法 アルミホイルの活用
りんごを素早く冷凍したい場合、アルミホイルが役立ちます。
ラップで包んだ後、アルミホイルでさらに包むと、冷却効率が上がります。
特に夏場にはこの方法がおすすめです。
冷凍保存のバリエーション3つ
そのまま冷凍
もっともシンプルで、皮付きのまま冷凍する方法。
甘みや食感を保ち、長期保存にも向いています。
解凍後はシャリシャリ感が楽しめ、暑い時期にはシャーベットとしても美味しいです。
カットしてから冷凍
カットしてから冷凍すると、解凍後の活用が広がります。
くし形に切って冷凍すれば、スムージーやデザートのトッピングに最適。
レモン汁や砂糖水に漬けてから冷凍すると、色も美しく保てます。
すりおろして冷凍
すりおろしたりんごを冷凍すると、離乳食や料理の隠し味にも使いやすいです。
冷凍したものをカレーや煮物に加えると、素材の甘みを引き出せます。
製氷皿に入れて冷凍すれば、必要な量だけ簡単に取り出せて便利。
りんごの解凍方法とおすすめの食べ方
冷凍したりんご、実は半解凍の状態が最も美味しいんです。
甘みとシャリシャリした食感が楽しめて、とってもいい感じに。
冷凍庫から出して、常温で15～20分待つだけ。
外は柔らかく、中はちょっと冷たいまま。
その時にカットして、スプーンで掬って食べれば、まるでシャーベットのよう。
暑い日や、さっぱりしたい時にぴったりですよ。
解凍しすぎると注意が必要な理由
りんごを解凍しすぎると、水分が多く出てきてしまい、食感が悪くなることがあります。
室温で解凍する場合は、適宜冷蔵庫に移し、解凍しすぎないように注意。
りんごの繊維が崩れない程度に保つのがコツです。
サラダやスムージーに使う時も、この点を押さえておくと、美味しくいただけます。
加熱料理で使う際のポイント
冷凍りんご、実は加熱するととっても美味しいんです。
解凍せずにそのまま調理すれば、自然な甘みが引き立ちます。
スープやカレー、デザートのコンポートなど、いろいろ使えて便利。
冷凍すりおろしを煮込みに加えると、さらに料理に深みが出ますよ。
冷凍りんごを使ったレシピ
自家製冷凍りんごジュース
冷凍りんごからジュースを作るの、とっても簡単で健康的。
少し解凍してからジューサーやミキサーにかけるだけ。
りんご本来の甘さと酸味が引き立ちます。
朝食や小休憩にぴったり。
冷凍カットりんごのキャラメリゼ
カットしたりんごを冷凍しておくと、簡単にキャラメリゼが作れちゃいます。
フライパンにバターと砂糖を加え、カラメル状になったら冷凍りんごを投入。
少し煮詰めれば、アイスクリームとの組み合わせで最高のデザートの完成です。
シナモンを少々振りかければ、香りも楽しめます。
冷凍すりおろしりんご粥
りんごをすりおろして冷凍しておくと、離乳食にも使えて便利。
お粥に加えて温めるだけで、りんご粥が簡単にできあがります。
やさしい甘みで、赤ちゃんも喜ぶこと間違いなし。
りんごの栄養もしっかり摂れます。
忙しい朝でもサッと作れるので、試してみてくださいね。
まとめ
冷凍りんご、甘さが増すだけじゃなく、保存も利くからとっても便利。
毎日のように使えるから、いろんなレシピで活用してみてくださいね。
