Nintendo Switchで楽しめるオープンワールド恐竜サバイバルゲーム「ARK: Survival Evolved」は、ソロプレイだけでなく、複数人でのマルチプレイも人気を集めています。
とくに家族や友人と一緒に冒険したいと考えるプレイヤーにとって、2人プレイの方法は大きな関心事です。
PS4やPCとは異なり、Switch版ならではの仕様や制限もあるため、事前の情報収集が欠かせません。
本記事では、ローカル通信やオンライン通信による2人プレイの手順、オフラインでの可否、注意点まで詳しく解説します。
初心者でも理解しやすい構成になっていますので、これからSwitch版ARKを複数人でプレイしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Nintendo Switch版ARKで2人プレイを楽しむ方法とは?

Switch版ARKでは複数人でのプレイが可能ですが、方法ごとに必要な準備や条件が異なります。
ローカル通信・オンライン通信の違いをチェック
Nintendo Switch版ARKでは、インターネットを使用しないローカル通信と、サーバーを介したオンライン通信の2種類のマルチプレイ方法が用意されています。
ローカル通信はSwitch本体同士を直接接続する仕組みで、同じ場所にいるプレイヤー向きです。
一方、オンライン通信は離れた場所にいるユーザーともプレイ可能で、Nintendo Switch Onlineへの加入が必要です。
プレイ環境や目的に応じて、最適な接続方法を選択することが重要です。
Switch版特有の制限に注意しよう
Switch版ARKには、他のプラットフォームとは異なる独自の制限が存在します。
例えば、PS4やPCに搭載されている画面分割によるオフラインマルチプレイには対応していません。
また、ローカル通信でも各プレイヤーがゲームソフトとSwitch本体を所持している必要があります。
これらの制約はハードウェア性能やソフトウェアの仕様によるものです。
購入前やプレイ前に仕様を理解しておかないと、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。
ローカル通信での2人プレイの手順と注意点
ローカル通信を使えば、同じ場所にいるプレイヤー同士でインターネットを使わずにマルチプレイが楽しめます。
ローカル通信とは?基本の仕組みを解説
ローカル通信とは、複数のNintendo Switch本体を無線で直接接続し、同じゲームを同時にプレイできる機能です。
ARKでは、最大8人まで同時に接続が可能とされています。
ローカル通信ではインターネット回線を使用しないため、通信の安定性が高く、Nintendo Switch Onlineへの加入も不要です。
ただし、各プレイヤーがゲームソフトを所有し、それぞれのSwitchで同じバージョンにアップデートされている必要があります。
接続距離にも限界があるため、事前に近距離でのプレイが可能な環境を整えておくことが求められます。
プレイに必要なものと準備リスト
Switch版ARKをローカル通信で2人以上でプレイするためには、いくつかの準備が必要です。
まず、各プレイヤーがNintendo Switch本体を所有していることが大前提です。
次に、ARK: Survival Evolvedのソフトが人数分必要になります。
同じソフトを所持していなければローカル接続は不可能です。
また、Switch本体やゲームソフトが最新版にアップデートされていることも重要です。
通信の安定性を確保するため、プレイ場所には無線干渉が少ないWi-Fi環境があると安心です。
接続時にエラーが出るケースもあるため、事前に起動確認をしておくとトラブルを防げます。
ホストとゲストの設定方法と接続手順
ローカル通信では、1人がホスト(部屋を作る側)となり、他のプレイヤーはゲスト(部屋に参加する側)として接続します。
まず、ホストがゲームを起動し、「ローカル通信」を選択してセッションを作成します。
設定が完了すると、ゲスト側がローカル通信モードでホストの部屋を探して接続します。
接続には若干の時間がかかる場合もありますが、通信が安定していれば問題なく同期されます。
プレイヤー同士のSwitchが5~10メートル以内にあることが推奨されており、遮蔽物があると接続が不安定になることもあります。
プレイ開始前に十分なスペースを確保しておくと安心です。
オフライン2人プレイはできる?Switch版の制限

Switch版ARKでは、オフラインでの2人同時プレイには対応しておらず、誤解しやすいポイントです。
PS4やPCと違って画面分割は非対応
PS4やPC版のARKには画面分割機能があり、1つの画面で2人同時にプレイが可能です。
しかし、Nintendo Switch版ではこの機能がサポートされていません。
Switchのハードウェア性能の制約により、画面を分割すると動作が不安定になったり、処理速度が著しく低下するためです。
そのため、1台のSwitchで複数人がプレイすることはできません。
購入前にこの仕様を理解していないと、思い通りのプレイができずに戸惑う可能性があります。
複数人で遊ぶ場合は、ローカル通信かオンライン通信が必須になります。
オフラインプレイの落とし穴と対策
オフラインモードでは、1人用プレイに限定されるという制限があります。
これは仕様上の問題であり、設定で変更できるものではありません。
オフラインで友人と同時プレイしたい場合、Switch版では不可能なため、PS4やPC版を選ぶ方が現実的です。
Switch版でマルチプレイを楽しみたい場合は、事前に通信方法や必要な機材を確認し、誤解のないように準備を進めることが大切です。
また、パッケージや公式サイトにも画面分割非対応の旨が明記されているので、事前確認が失敗を防ぐ鍵になります。
Switchでオンラインマルチプレイを楽しむ方法
Switch版ARKではインターネット接続を利用することで、遠方のユーザーとも一緒に冒険が可能です。
Nintendo Switch Onlineに加入するメリット
オンラインマルチプレイを楽しむには、有料サービスであるNintendo Switch Onlineへの加入が必要です。
このサービスに加入することで、ARKを含む多くの対応タイトルでインターネットを介したプレイが可能になります。
加えて、クラウドセーブやファミリープラン、クラシックゲームライブラリなども利用できるのが特徴です。
とくにARKのような長期プレイ型のサバイバルゲームでは、定期的なバックアップ機能や安定した接続環境が大きな安心材料になります。
最大64人!オンラインでできること
Switch版ARKのオンラインプレイでは、最大64人が同時に1つのマップでプレイ可能です。
これにより、大規模なPvEやPvPのサバイバル体験が実現します。
フレンドとの協力だけでなく、他プレイヤーとの交流、トライブ(部族)結成、拠点の建設やレイド戦といった要素も充実しています。
また、同じサーバーに長く滞在することで、資源の奪い合いや拠点防衛といったMMORPGに近い要素も体感できます。
まさにARK本来の醍醐味を存分に楽しめるモードです。
フレンドと安全に遊ぶための部屋設定方法
フレンドと安全にオンラインマルチプレイをするには、パスワード付きの部屋(プライベートサーバー)を利用するのが効果的です。
ARKでは、参加者を限定できる設定が用意されており、招待制やフレンドリスト経由での接続も可能です。
見知らぬプレイヤーの侵入を防ぐことで、ストレスの少ない環境で遊ぶことができます。
また、あらかじめゲーム内ボイスチャットや外部ツールを用意しておけば、連携もしやすくなります。
事前の合意形成やルール設定もトラブル防止の一環として有効です。
マルチプレイに使える3つのサーバータイプ
Switch版ARKでは、目的や予算に応じて複数のサーバータイプから選択できます。
公式サーバー:無料で最大40人までOK
公式サーバーは、Switch版ARKに標準で用意されている最も手軽なマルチプレイ環境です。
Nintendo Switch Onlineに加入していれば追加費用なしで参加でき、最大40人まで同時接続が可能です。
サーバーごとにルールや設定が異なる場合もあるため、自分のプレイスタイルに合ったサーバーを選ぶことが重要です。
混雑時には入場制限がかかることもあり、ピークタイムの利用には注意が必要です。
サーバーの安定性は高く、初心者にもおすすめの選択肢です。
非公式サーバー:カスタマイズ自由だけど有料
非公式サーバーは、外部のレンタルサービスを通じて個人で構築できるサーバーです。
プレイヤーはゲーム内の設定を自由に調整でき、恐竜の出現率や経験値倍率、PvP有無など細かくカスタマイズが可能です。
月額費用はおおよそ1,500円~2,000円前後が相場で、支払いにはクレジットカードやPayPalなどが利用されます。
設定の自由度が高いため、独自ルールでプレイしたいグループに最適です。
ただし、英語表記のサービスも多く、サポート対応に不安がある点には注意が必要です。
非専用サーバー:知人との短時間プレイに最適
非専用サーバーとは、1人のプレイヤーがホストとなって立ち上げる一時的なサーバーのことです。
この方法はコストがかからず、Nintendo Switch Onlineに加入していれば無料で利用できます。
特徴としては、ホストがゲームを終了すると全体が切断される点や、ゲストがホストから一定距離以上離れられない制限があります。
知人との軽いプレイや短時間のセッションには向いていますが、長時間・安定的な運用にはやや不向きです。
サーバー構築の手間が少ないため、初心者には手軽な選択肢と言えます。
他プラットフォームとの違いを比較
Switch版ARKを選ぶ上で、他のゲーム機との機能差を把握しておくことは非常に重要です。
Switch・PS4・PCの2人プレイ機能の違い
Switch版ではローカル通信かオンライン通信を使わない限り、2人同時プレイは不可能です。
対して、PS4やPC版には画面分割プレイ機能が標準搭載されており、1台の本体・モニターで2人で遊ぶことができます。
また、PC版はMODの導入やキー操作の自由度が高く、PS4版はグラフィック性能と安定性が魅力です。
Switch版は携帯性が大きな強みで、どこでも気軽にプレイできる点が他にはない特徴です。
各プラットフォームの特性を理解したうえで、自分の遊び方に合ったものを選びましょう。
プレイスタイルに合わせた機種選びのポイント
ゲームプレイに求める要素によって、選ぶべきプラットフォームは変わってきます。
例えば、友人や家族と同じ画面でプレイしたいならPS4かPCが適しています。
反対に、外出先でもサバイバル生活を楽しみたいなら、Switchの携帯性が最適です。
また、MODや高解像度グラフィックを重視するならPC版一択となります。
価格や環境、求める体験内容を総合的に判断し、自分にとって最も快適なプレイスタイルを実現できる機種を選定することが大切です。
まとめ
Switch版ARKで2人プレイをするには、ローカル通信かオンライン通信のどちらかを利用する必要があります。
オフラインでの画面分割には非対応であり、この点はPS4やPC版との大きな違いです。
サーバーの種類や接続方法にはそれぞれメリット・デメリットがあり、自分の目的や環境に合った方式を選ぶことが快適なプレイへの近道です。
Switchならではの携帯性を活かしつつ、しっかりと事前準備を整えて、仲間と楽しいサバイバル体験を始めましょう。