アイビスペイントは手軽に本格的なイラストが描ける人気アプリですが、ペンの種類が多すぎて「どれを使えばいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アイビスペイント初心者さんでも迷わず使い始められるように、目的別のおすすめペンや設定のコツをわかりやすく解説します。
ミニキャラ・漫画・ラフなどの用途別アドバイスから、iPadやスマホでの最適なペン設定、自作ペンやQRコード活用法まで、幅広くカバー。
「描くのが楽しい!」と感じられる1本が、きっと見つかります。
ペン選びに迷っている方や、もっと気持ちよく描きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
アイビスペイントで使うペン、選び方の基本

アイビスペイントには非常に多くのペンが用意されていますが、最初は何を使えばいいか迷ってしまいますよね。
この章では、ペンの種類や無料・有料の違いをやさしく解説し、初めてでも失敗しない選び方の基本をまとめました。
まず押さえておきたい「3種類のペンタイプ」
アイビスペイントにあるペンは、ざっくり3つのタイプに分類できます。
| ペンタイプ | 用途 | 代表例 |
|---|---|---|
| 線画向き | 輪郭・主線をはっきり描く | フェルトペン(ハード)、Gペン |
| ラフ・落書き向き | 下書きやアイデア出し | 鉛筆ブラシ、フェルトペン(ソフト) |
| 装飾・表現特化 | 効果線や質感、背景演出など | スピード線ブラシ、光ペンなど |
まずは「線画向き」と「ラフ向き」の基本ペンだけでも十分です。
無料と有料ペンの違いは?初心者はどっちを選ぶべき?
初心者のうちは無料ペンだけで十分です。
有料ペンは描き味が繊細だったり、表現の幅を広げるのに便利ですが、最初から必要ではありません。
「描きにくいから課金すれば解決する」とは限らないので、まずは無料ペンで描くことに慣れましょう。
「このペン好きかも」と感じるものが見つかれば、自然と描く時間が増えていきますよ。
初心者におすすめのアイビスペイントペンとその理由
アイビスペイント初心者さんが、最初に選ぶべきペンは決して難しいものではありません。
この章では、線が安定して描きやすい「フェルトペン(ハード)」と、自由にラフが描ける「鉛筆ブラシ」の特徴を解説します。
フェルトペン(ハード)で安定した線を描こう
線がブレにくく、コントロールしやすいのがフェルトペン(ハード)の魅力です。
「描いた通りに線が出る」という安心感があり、特に主線(輪郭)を描くときに重宝します。
初めての線画でも、自信を持って描き始められるのがこのペンの強みです。
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 線が安定して描ける | 硬さを感じる場合もある |
| どんな絵柄にもなじむ | 柔らかさを出したいときには不向き |
鉛筆ブラシはラフにも本番にも使いやすい万能選手
鉛筆ブラシはアナログ風のやさしい線が描ける定番ブラシです。
ラフスケッチやアイデア出しにぴったりで、「うまく描こう」と気負わずにすみます。
細かい線も自然に描けるため、ラフ→清書の流れもスムーズになりますよ。
特に、描くことにまだ慣れていない方には、筆圧に左右されにくいこのブラシが使いやすいはずです。
用途別|アイビスペイントのおすすめペン早見ガイド

描きたいものや目的に合わせてペンを選ぶと、仕上がりのクオリティや描き心地が大きく変わります。
この章では、ミニキャラ・漫画・ラフスケッチなど、用途に応じたおすすめペンを紹介します。
ミニキャラに最適な「可愛い線」を出すペン
ミニキャラのようなデフォルメキャラを描くときは、線のやわらかさと可愛さがポイントになります。
おすすめは丸ペンややや太めに設定したフェルトペンです。
丸ペンは線の角が自然と丸くなり、やさしい雰囲気を演出してくれます。
| 特徴 | 効果 |
|---|---|
| 太めの設定 | 線の迷いが目立たず安定感アップ |
| 筆圧弱め | ふんわりとしたタッチが出しやすい |
漫画・イラスト制作に向くプロっぽい主線ペン
漫画を描くなら、Gペンやカブラペンが定番です。
Gペンはメリハリのある線が描けるので、キャラの動きや感情を表現しやすくなります。
一方カブラペンは、線の太さが安定しているため、背景や静かなシーンにおすすめ。
最初は両方試して、自分に合う描き味を見つけるのがコツです。
ラフや落書き用にぴったりな気軽なペン
アイデアスケッチやラフには鉛筆ブラシやフェルトペン(ソフト)が適しています。
フェルトペン(ソフト)は線がやわらかく、力を抜いて描けるので、気軽なお絵描きにぴったりです。
うまく描こうとしすぎず、自由に線を重ねられるのが魅力です。
描きやすさをアップするペン設定のポイント
ペンの種類だけでなく、設定をちょっと工夫するだけで、驚くほど描きやすくなることもあります。
この章では、線の安定性を上げるための基本設定や、描きやすさを保つ調整のコツを紹介します。
線の太さ・手ぶれ補正・筆圧感知の調整方法
線が細すぎるとブレやすく、太すぎると表現の幅が狭まるため、やや太めの設定が◎。
手ぶれ補正は最初は中〜やや強めに設定すると、線が安定して描けます。
| 項目 | おすすめ初期値 |
|---|---|
| 線の太さ | 3.0〜5.0 |
| 手ぶれ補正 | 5〜8 |
| 筆圧感知 | ON(感度は中程度) |
線がガタつく・安定しないときの見直しポイント
線がうまく引けないと感じたら、まず手ぶれ補正の数値を上げてみましょう。
また、キャンバスを拡大して描くことで、自然と線の精度が上がります。
描くスピードを少し遅くするだけでも、ガタつきが軽減されることもありますよ。
設定に迷ったら「シンプルに戻す」が正解
「あれこれ設定をいじりすぎて描きづらくなった…」という経験、ありませんか?
そんなときは一度初期設定にリセットしてみるのがおすすめです。
描きやすさの感覚を基準に、少しずつ微調整していくのが一番の近道です。
端末別|スマホ・iPadで快適に描くためのペン設定

使っている端末によって、描き心地やペンの反応が大きく変わるのがデジタルイラストの特徴です。
この章では、iPadやスマホ、スタイラスペンなど、使用環境に合わせた設定の工夫を紹介します。
iPadとApple Pencilでのおすすめ設定
iPadとApple Pencilの組み合わせは、筆圧や傾きの検知がとてもスムーズで、繊細な表現に向いています。
おすすめは筆圧感知をONにし、反応感度は中程度に設定することです。
| 設定項目 | おすすめの数値 |
|---|---|
| 筆圧感知 | ON(感度50〜60) |
| 傾き検知 | 使用するペンに応じてON |
| 手ぶれ補正 | 4〜6程度 |
まずは大きく調整せず、「気持ちよく描けるか」を軸に試してみましょう。
スマホ・指描きでも安定する設定テク
スマホ+指での描画は、筆圧が使えないぶん設定で描きやすさを補う必要があります。
ポイントは線の太さをやや太め、手ぶれ補正をやや強めに設定することです。
ブレやすさをカバーして、滑らかな線をキープできます。
スタイラスペン使用時の注意点と調整法
市販のスタイラスペンを使う場合は、ペン先の感度や滑り具合が機種ごとに異なります。
反応が鈍いと感じたら、まずはキャンバスを拡大して操作するのがおすすめです。
また、ペンごとに最適な設定が変わるので、あらかじめ使うスタイラスに合わせた調整を意識しましょう。
慣れてきたら試したいペン設定の応用テクニック
基本のペンに慣れてきたら、次は「自分だけの描きやすさ」を追求していく段階です。
この章では、ペンの微調整や自作ペン、QRコード共有の活用方法を紹介します。
既存ペンを自分仕様にカスタマイズする方法
今使っているペンの設定をほんの少し変えるだけで、驚くほど描きやすくなることがあります。
たとえば、「もうちょっとだけ太く」「補正を1段階だけ上げてみる」といった微調整がおすすめです。
| 設定箇所 | カスタマイズ例 |
|---|---|
| 太さ | 3.5 → 4.0(微増で安定感UP) |
| 手ぶれ補正 | 5 → 6(線の揺れを軽減) |
| 筆圧感知 | ONのまま感度を少し下げる |
「描きやすさ」を自分で調整できる感覚を身につけましょう。
自作ペンの作り方とおすすめの始め方
ゼロから自作ペンを作るのはハードルが高い…という方は、既存のペンをコピーして調整する方法がおすすめです。
設定の意味を一つずつ理解しながら、「ちょっと柔らかくしたい」「太さを固定したい」など目的を明確にして調整すると迷いません。
初めての自作ペンは、使い慣れたものを少し変える程度で十分ですよ。
QRコードでお気に入りペンを入手&共有しよう
アイビスペイントでは、ペン設定をQRコードで読み込み・配布できます。
SNSやブラシ配布サイトで「アイビスペイント ペン 配布」などと検索すると、多くのペンが見つかります。
気に入ったペンを読み込んで、自分流にアレンジして使うのも楽しいですよ。
配布する際は、利用規約や出典明記を忘れずに。
塗りと線画のペンを上手に使い分けるコツ

アイビスペイントでは、線画と塗りで別のペンを使うことで、仕上がりの印象が大きく変わります。
この章では、それぞれに適したペンの選び方と、一体感のある作品を描くための工夫を紹介します。
線画と塗りでペンを変えると作業がスムーズに
線画にははっきりとした線が出るペン、塗りには柔らかくムラの少ないペンが向いています。
たとえば、線画にフェルトペン(ハード)、塗りにエアブラシや水彩ブラシを使うことで、メリハリのある表現になります。
役割を明確にすることで、迷いなく作業を進められるのがこの方法の強みです。
線と色の一体感を出すちょっとした工夫
「線画と塗りの境目が浮いて見える…」と感じたときは、線の色を少しだけ薄くするのがおすすめです。
真っ黒の線ではなく、塗りの色に近い濃い茶色や紺色にするだけで、全体がなじみやすくなります。
また、塗りのペンにやわらかめのブラシを選ぶと、線との境界が自然にぼやけて見えます。
| 調整ポイント | 効果 |
|---|---|
| 線の色を黒→濃茶 | 作品全体がやわらかい印象に |
| 塗りのペンを柔らかめに | 線と色が自然になじむ |
ペンの組み合わせで作品の印象をコントロール
同じ線画でも、塗りに使うペンの種類やタッチによって作品の雰囲気が大きく変わります。
はっきり塗るとポップで元気な印象に、やわらかく塗ると優しく落ち着いた印象になります。
どんな雰囲気にしたいかを考えて、ペンの組み合わせを工夫してみましょう。
線画が苦手な人向け|克服のヒントと練習法
「線画が苦手…」「きれいに引けない…」と感じる方はとても多いです。
この章では、苦手意識を減らして「ちょっと楽しいかも」と思えるようになるためのヒントを紹介します。
「描きやすい設定」が苦手意識を減らしてくれる
線画の苦手意識は、ペン設定が自分に合っていないだけというケースもよくあります。
手ぶれ補正や線の太さを少し変えるだけで、「描けた!」という感覚が得やすくなります。
他人の設定を無理に真似せず、自分が「描きやすい」と思える感覚を大切にしましょう。
線が歪むときの考え方と気楽な向き合い方
線が思い通りに引けないと落ち込んでしまいますが、それは誰にでもある普通のことです。
「昨日より少しマシに描けたらOK」くらいの気持ちで取り組んでみましょう。
完璧な線より、気楽に引ける線を目指すことで、自然と手が慣れてきます。
初心者でも続けられる練習ステップのすすめ
長時間の練習より、短時間でも毎日ペンを持つことが効果的です。
たとえば「今日は円だけ描く」「明日は直線だけ」といったミニ目標を決めると、達成感も得られます。
無理なく続けられる練習法こそ、線画上達の一番の近道です。
よくある質問|ペン選びや設定の疑問を解決
ここでは、アイビスペイント初心者さんからよく寄せられる「ペンに関する疑問」をQ&A形式でわかりやすくまとめました。
不安や迷いをスッキリ解消して、安心して描き始められるようにサポートします。
無料ペンだけでも大丈夫?
はい、まったく問題ありません。
アイビスペイントには無料で使えるペンが豊富に揃っており、初心者が練習したりイラストを仕上げるのに十分な性能を持っています。
まずは無料ペンで感覚をつかみ、自信がついたら有料ペンを検討するのがおすすめです。
上手い人のペンは真似していい?
もちろんOKです。むしろ、最初は真似することで上達が早くなることもあります。
ただし、端末や描き方の違いで「そのままでは合わない」と感じる場合もあるので、自分なりに微調整していく意識が大切です。
設定はどこまで参考にするべき?
設定は「正解」があるわけではなく、あくまで参考材料として見るのがよいでしょう。
「描きにくいな…」と感じたら、遠慮なく自分で変えてOKです。
最終的には「描いていて気持ちいい」と思える設定がいちばんの正解です。
まとめ|自分に合ったペンで描く楽しさを広げよう
この記事では、アイビスペイント初心者さんが迷いやすい「ペン選び」や「設定の基本」について、やさしく丁寧に解説してきました。
最後に、重要なポイントを整理しておきましょう。
ペン選びのポイント総整理
- 線画・ラフ・装飾の3タイプから目的に合ったペンを選ぶ
- フェルトペン(ハード)と鉛筆ブラシは初心者に特におすすめ
- 無料ペンだけでも十分に描ける
設定を調整して「自分だけの描き心地」へ
描きやすさを感じられる設定は人によって違います。
設定を少しずつ調整して、自分にぴったりの描き心地を探すことが、上達の第一歩です。
設定に迷ったときは、いったんシンプルに戻すのも効果的です。
「描くことが楽しい」と思える環境をつくろう
最初はうまく描けなくて当たり前。
上達よりも「楽しい」と思える時間を増やすことが、イラストを続けるいちばんのコツです。
自分に合ったペンと設定で、「ちょっと描いてみようかな」と思えるきっかけを、この記事がつくれたなら嬉しいです。

