APEXをPCでプレイしている人にとって、「DualSense Edge」は快適さと操作性を両立できる最強の相棒です。
有線・無線の接続方法から、スティック感度や背面ボタンの設定、SteamやWindowsとの相性まで、設定次第でゲーム体験は大きく変わります。
特に「ジャンプしながらエイムしたい」「射撃の遅延が気になる」という方には、プロファイル機能やトリガーストップの活用が大きな差になります。
本記事では、接続方法からカスタマイズ設定、トラブル対処法まで網羅的に解説しているので、DualSense Edgeのポテンシャルを最大限に活かしたい方は必見です。
DualSense Edgeとは?PS5用高機能コントローラーの魅力

PCゲーマーにも人気のDualSense Edgeは、単なるPS5用コントローラーではありません。
高いカスタマイズ性と操作性で、APEXとの相性も抜群です。
DualSense Edgeの特徴とAPEXとの相性
DualSense Edgeは、ソニーが展開するプロ向けゲーミングコントローラーで、PS5だけでなくPCゲームとの相性も優れています。
APEXのような反応速度やエイム精度が重要なFPSタイトルにおいて、背面ボタンのカスタマイズやトリガーストップ、スティック感度調整が大きなアドバンテージになります。
特に、指をスティックから離さずにジャンプ・しゃがみなどを行える背面ボタンは、視点移動中の操作性向上に効果的です。
SteamやWindowsとの連携も可能で、PCプレイヤーにも愛用者が増加中です。
主な機能 | APEXにおけるメリット |
---|---|
背面ボタン | 視点を動かしながらジャンプが可能 |
トリガーストップ | 最速射撃で反応速度を強化 |
スティックカーブ調整 | エイムの精度が向上 |
プロファイル保存機能 | 状況別にボタン配置を切り替え可能 |
なぜPCプレイヤーに選ばれるのか?
DualSense Edgeは、PS5ユーザー向けに開発された高性能パッドですが、その機能の柔軟さからPCプレイヤーにも高い人気を誇ります。
有線・Bluetoothの両対応で接続しやすく、Steam経由での設定もスムーズです。
特に注目されているのが「PlayStation Accessories」アプリでの詳細設定。
これにより、APEXのような高精度な操作を求めるゲームに特化したカスタマイズが可能になります。
また、トリガーの押し込み具合やデッドゾーン調整機能が繊細な操作を可能にし、マウスに近い精度を求めるユーザーにも最適です。
APEX PC版でDualSense Edgeを接続する方法【初心者向け】
DualSense EdgeはPCでも簡単に使えます。
ここでは有線と無線、それぞれの接続方法と注意点を解説します。
有線接続のやり方とメリット
有線接続は、最も安定してAPEXをプレイできる方法です。
まず、DualSense Edgeに付属するUSB Type-CケーブルをPCに接続すれば、ドライバ不要で自動認識されます。
特にFPSゲームでは入力遅延(インプットラグ)を最小限に抑えられるため、有線接続を選ぶプレイヤーは多いです。
ただし、充電専用のケーブルではデータ通信が行えないため、「データ対応」のUSB-Cケーブルを選びましょう。
有線接続のポイント:
- 使用ケーブルは必ずデータ通信対応のUSB-C
- PC本体のポートへ直接接続(ハブは不安定になりやすい)
- 接続後にSteam側のコントローラー設定を確認
Bluetooth接続(無線)の手順と注意点
Bluetooth接続も可能ですが、いくつか注意点を押さえておく必要があります。
接続方法は、DualSense EdgeのPSボタンとCreateボタンを同時に長押ししてペアリングモードにし、PCのBluetooth設定から「DualSense Edge Wireless Controller」を選択するだけです。
ただし、PS5が近くで起動していると、信号が競合して接続できないことがあります。
使用時はPS5をオフにしておくと安心です。
また、無線は便利な反面、遅延や不安定な接続のリスクがあるため、オンライン対戦時は有線の方が適しています。
無線接続の注意点:
- 接続前にPS5の電源をOFF
- ペアリングモードはPS+Createボタン同時押し
- FPSゲームでは遅延のリスクも考慮
DualSense Edgeのおすすめ設定【プロファイル&カスタマイズ】

DualSense Edgeの真価は、操作スタイルに合わせた細かいカスタマイズ設定にあります。
ここでは、特にAPEX向けにおすすめの設定を紹介します。
背面ボタンの割り当てと切り替え方法
DualSense Edgeの背面ボタンは、APEXのプレイスタイルを大きく変える強力な機能です。
ジャンプやしゃがみ、リロードなど頻繁に使う操作を背面に割り当てれば、右スティックから親指を離す必要がなくなるため、視点操作と同時にアクションが可能になります。
設定方法は、「PlayStation Accessories」アプリを使って簡単に行えます。
さらに、プロファイルごとに異なる設定を保存でき、Fnボタンと△/○/×/□ボタンで即座に切り替えられるのも魅力です。
設定手順まとめ:
- 「PlayStation Accessories」でボタン割り当て
- プロファイルごとに複数の操作設定を保存可能
- Fn+△/○/×/□で素早くプロファイル切り替え
活用例 | 背面ボタンの割り当て |
---|---|
エイムしながらジャンプ | 左背面に「ジャンプ」 |
回避しながらリロード | 右背面に「リロード」 |
誤操作防止 | 不使用のボタンに無操作を設定 |
スティック感度・デッドゾーンの調整
スティックの感度調整とデッドゾーン設定は、エイムの精度と操作の安定性に直結する重要な要素です。
DualSense Edgeでは、スティック感度を6種類のカーブから選べます。
APEXでは「精密」や「クイック」がおすすめですが、使いやすさは人それぞれです。
また、デッドゾーンを狭くすると微細な操作に反応しやすくなりますが、誤入力が増えるリスクもあります。
逆に広く設定すれば安定感は増しますが、操作のレスポンスは鈍くなります。
調整のコツ:
- エイム精度重視: 精密+狭いデッドゾーン
- 誤操作防止重視: 標準感度+広めのデッドゾーン
- プレイ環境やマウス感度とのバランスも重要
設定項目 | おすすめ用途 |
---|---|
精密カーブ | スナイパーライフル使用時など |
クイックカーブ | 接近戦・SMG使用時 |
デッドゾーン | 手ブレ軽減 or 微調整重視で調整可能 |
トリガーストップとアダプティブトリガーの活用
DualSense Edgeのトリガーストップ機能は、FPSにおいて射撃速度を引き上げる鍵となります。
L2・R2トリガーのストロークを短く設定すれば、指の動きと射撃反応のタイムラグを最小限に抑えられるため、特にショットガンやSMG使用時に有利です。
一方、アダプティブトリガーは抵抗感のある押し心地が特徴ですが、PCゲーム(特にSteam経由)では非対応な場合が多いので注意が必要です。
活用のポイント:
- APEXではトリガーストップをショートストローク設定に
- アダプティブトリガーはSteam対応タイトルのみ有効
- トリガーの深さは、設定でスライダー調整可能
機能名 | 効果 | 注意点 |
---|---|---|
トリガーストップ | 射撃・アビリティ反応速度の向上 | 精度は高まるが押し心地が変化する |
アダプティブトリガー | 押し込みのリアルな抵抗感を再現 | PCゲームでは無効なケースが多い |
APEXでDualSense Edgeが認識しないときの対処法【エラー解決】
DualSense Edgeを接続してもAPEXで認識されない場合、設定やケーブルまわりに原因があることが多いです。
まずは以下の対処法を順に確認していきましょう。
Steam側のコントローラー設定を確認する
Steamを介してAPEXをプレイする際は、コントローラーの構成サポート設定が重要です。
「設定」→「コントローラー」→「一般のコントローラー設定」から、「PlayStation構成サポート」にチェックが入っているかを確認してください。
ただし、この設定が原因で不具合を引き起こすこともあります。
その場合は「Steam入力を無効にする」など、逆の設定も試してみると改善するケースがあります。
ポイントまとめ:
- Steam設定画面で「PlayStation構成サポート」を確認
- Steam入力の有効/無効を切り替えて挙動を検証
- ゲームごとの設定上書きが有効な場合もあり
USBケーブル・ポートの見直し
DualSense EdgeがPCに認識されない原因として多いのが、ケーブルやUSBポートの問題です。
特に充電専用のUSB-Cケーブルでは、データ通信が行えないため接続エラーになります。
必ずデータ対応ケーブルを使いましょう。
また、USBハブを使っている場合も不安定になりやすいため、PC本体に直接接続することを強く推奨します。
チェックポイント:
- 使用しているケーブルがデータ対応か確認
- USBポートはPC本体の純正ポートを使用
- 複数のポートで動作確認をしてみる
状況 | 対応策 |
---|---|
認識されない | データ通信可能なケーブルへ交換 |
動作が不安定 | USBハブを外して本体へ直挿し |
コントローラーのリセット方法
設定や接続が正しくても認識しない場合、コントローラー自体のリセットを試すことで復旧することがあります。
DualSense Edgeの背面には、小さなリセットボタンが内蔵されています。
クリップや細いピンを使って3~5秒間長押しするとリセットが完了します。
リセット後は再度USBケーブルでPCに接続し、PSボタンを押して認識させ直す流れで試してみましょう。
リセット手順:
- コントローラー背面の小さな穴にピンを差し込む
- 約5秒間長押しする
- USBでPCに接続し、PSボタンを押す
よくある不具合とその解決法【FAQ】

DualSense EdgeをPCで使う際には、細かな不具合に遭遇することがあります。
ここでは特にAPEXプレイヤーが悩まされやすい問題とその対処法を紹介します。
Xboxアイコンが表示される問題
APEXではDualSense Edgeを接続しても、画面上のボタン表示がXbox形式になることがあります。
これはゲーム側の仕様で、現時点では完全にPlayStationアイコンに変更する方法はありません。
一時的な対処法としては、DS4Windowsなどのソフトを使用してXboxコントローラーとして認識させることで、表示上の混乱を減らすことができます。
対処法:
- DS4WindowsやDSXを使用してエミュレート
- 表示アイコンと操作のズレに慣れるか、Steamの設定を見直す
背面ボタンが動作しない時
背面ボタンが反応しない場合は、Steamでの設定エラーが原因の可能性があります。
まずは「Big Pictureモード」に入り、「デバイス入力をリセット」してみてください。
これでプロファイルの誤動作がリセットされることがあります。
また、Fnボタン+△ボタンでプロファイルを初期状態に戻すことも有効です。
解決ステップ:
- Steamで「Big Pictureモード」→「入力リセット」を実行
- Fn+△で初期プロファイルに戻す
- PlayStation Accessoriesで再設定も確認
タッチパッド長押しでチャットが開く問題
APEXでは、タッチパッドに「ピン操作」を割り当てていると、長押しでキーボードチャット画面が開いてしまうことがあります。
これはSteam側の設定による誤動作です。
タッチパッドの操作を「シングルボタン」に変更し、マウスボタン4やキーボードキーなどに再割り当てすれば解決可能です。
対策手順:
- Steamのコントローラー設定からタッチパッドの割り当てを変更
- 「シングルボタン」→「マウスボタン4」などに変更
- 長押し動作を無効化することで誤動作を防止
より快適にAPEXをプレイするための工夫
DualSense Edgeを最大限に活かすためには、接続の安定性や音声設定にも工夫が必要です。
より快適に遊ぶための具体的なポイントを紹介します。
遅延を減らすための有線接続のすすめ
Bluetooth接続はコードレスで便利ですが、遅延や切断のリスクがあるため、競技性の高いAPEXでは不利になることもあります。
そのため、可能な限り有線接続を基本とすることをおすすめします。
取り回しが気になる場合は、USB延長ケーブルやL字型のケーブルを使うと配線がスッキリします。
工夫のポイント:
- USB延長ケーブルでケーブルの動きを柔軟に
- ケーブル固定用クリップで机上を整理
- L字コネクタを活用して端子への負荷を軽減
DS4Windows・DSXなど外部ソフトの導入
APEXでは一部の設定がSteamやWindowsで反映されにくい場合があります。
そうしたときには、DS4WindowsやDSXといった外部ツールの活用が有効です。
これらのツールを使うことで、DualSense EdgeをXboxコントローラーとしてエミュレートし、ボタンの反応や対応状況を改善できます。
ただし、非公式ツールのためアップデートで不安定になることがある点は注意が必要です。
注意点:
- DS4Windowsは定期的に更新が必要
- DSXは有料版に機能制限がある場合もある
- 公式サポート対象外であることを理解して使う
Windowsのオーディオ設定確認
DualSense Edgeには3.5mmイヤホンジャックが搭載されていますが、音声が出ないトラブルは意外と多く報告されています。
これはWindows側で出力デバイスが「Wireless Controller」になっていないことが主な原因です。
音が出ない、急に切れるといった問題がある場合は、「設定」→「サウンド」→「出力」から出力先を再設定してみましょう。
設定手順:
- Windowsの「設定」→「システム」→「サウンド」へ移動
- 出力デバイスに「Wireless Controller」を選択
- ゲーム中の音が途切れる場合もここで調整
まとめ
DualSense Edgeは、APEXプレイヤーにとって操作性を一段階引き上げてくれる強力なコントローラーです。
接続方法や設定の最適化次第で、遅延の少ない快適な操作感や、自分好みのボタン配置、正確なエイム調整が可能になります。
不具合が起きたときには、SteamやWindows側の設定を見直すだけで解決できることも多いため、本記事で紹介したポイントを一つずつ試してみてください。
少しの工夫と設定で、APEXの勝率が上がるかもしれません。