iPhoneを振ると「シャカシャカ」という音がすること、気になったことはありますよね？
それって実は、iPhoneが故障しているわけではないんです。
今回はその音の正体や、気になるときの対処法をわかりやすく解説していきます。
iPhoneが音を出す理由
カメラの光学手ぶれ補正機能
iPhoneのカメラには「光学手ぶれ補正機能」が備わっていて、これが写真や動画のブレを防ぐために働いています。
この機能はプロのカメラにも使われている高度な技術で、小さなスマートフォンにも組み込まれています。
この機能の核心部分は「VCM（ボイスコイルモーター）」と呼ばれる部分で、これが磁力を使ってレンズを細かく調整します。
iPhoneを使わない時に振ると、レンズが動いて音がするんですが、これは故障ではなく、ちゃんと機能している証拠なんです。
カメラユニットの設計
iPhoneのカメラは精密に設計されていて、レンズユニットが微妙に動くようになっています。
これにより、OIS機能が素早くブレを防いでくれます。
ただ、カメラが動いていない時は、レンズが固定されておらず、振ると音がすることがあります。
この音は製品設計の一部で、普段の使用では全く問題ないですよ。
でも、音が急に大きくなったり、カメラの性能に影響があるようなら、点検をおすすめします。
音が出やすい条件
モデルによる違い
iPhone 4から6までのモデルは、カメラの設計がシンプルで、振ると「シャカシャカ」と音がしやすいんです。
iPhone 12以降のモデルでは、カメラモジュールが進化し、音が少なくなっていますが、まだ少し音がすることもあります。
長時間の振動の影響
iPhoneのカメラはとても繊細で、バイクのハンドルに長時間取り付けたりすると、カメラに悪影響を与えることがあります。
例えば、移動後にカメラを起動するとレンズが震えることがありますが、これはOIS機能に問題が生じている可能性があるので、注意が必要です。
iPhoneのシャカシャカ音が気になる場合の対策
使用方法のチェック
iPhoneのカメラ部分は、ちょっとした衝撃や振動にも敏感です。
だから、普段から保護ケースの利用を心がけましょう。
特にカメラレンズを保護できるタイプのケースなら、レンズを守る効果も期待できます。
旅行や長距離の移動では、iPhoneがゆれないよう、バッグ内でしっかり固定するか、バイクでの使用時には振動吸収タイプのマウントを選ぶと安心です。
専門店でのチェック
シャカシャカ音が異常に大きかったり、カメラが正常に機能しない場合は、すぐに専門店へ。
Appleサポートや近くのスマホ修理店で診てもらうことで、トラブルを早めに解決できるかもしれません。
保証期間内なら、修理費用が無料になることもありますよ。
不安なら、早めに相談してみて。
iPhoneを振るとする音で注意が必要な場合
異常音の識別
通常のシャカシャカとは異なるカタカタやガラガラといった音がする時は、カメラユニット自体が緩んでいるかもしれません。
これらの音が頻繁にする場合、内部の部品が傷ついている可能性があります。
こんな時は、早めに専門店で点検を。
画質の確認
異音がすると同時に、撮影した写真がぼやけたり、オートフォーカスの反応が遅かったり、カメラアプリが頻繁に落ちるなどのトラブルが発生している場合、カメラモジュール自体に問題が起こっている可能性があります。
こんな症状が出たら、点検を受けることをおすすめします。
まとめ
iPhoneを振った時のシャカシャカ音は通常は問題ないですが、異常な音やカメラのトラブルがあったら、注意が必要です。
普段からiPhoneを大切に使い、衝撃や振動から守ることで、トラブルを避けることができます。
